オポチュニズム(その他表記)opportunism

翻訳|opportunism

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「オポチュニズム」の意味・読み・例文・類語

オポチュニズム

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] opportunism ) 定見を持たず、自分にとって有利になるよう、その時どきで主義、主張をかえること。日和見(ひよりみ)主義。御都合主義。〔外来語辞典(1914)〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「オポチュニズム」の意味・わかりやすい解説

オポチュニズム
opportunism

日和見主義と訳される。確固とした原則的立場をもたず,状況力関係によって動揺し,無原則的な対応をとること,またはそのような思想的潮流をいう。おもに社会運動労働運動で用いる。マルクス主義は,E.ベルンシュタインに代表される修正主義を右翼日和見主義,L.ブランキのような一揆主義 (→ブランキズム ) を左翼日和見主義と呼び,どちらも科学的社会主義理論を歪曲する誤った理論であるとしている。

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改訂新版 世界大百科事典 「オポチュニズム」の意味・わかりやすい解説

オポチュニズム
opportunism

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世界大百科事典(旧版)内のオポチュニズムの言及

【日和見主義】より

…機会主義,オポチュニズムともいう。一定の原理や原則よりもむしろ変化する状況に応じて行動すること。…

※「オポチュニズム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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