御酉様(読み)オトリサマ

デジタル大辞泉 「御酉様」の意味・読み・例文・類語

おとり‐さま【×酉様】

とりいちのこと。 冬》

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精選版 日本国語大辞典 「御酉様」の意味・読み・例文・類語

おとり‐さま【御酉様】

  1. 〘 名詞 〙 毎年一一月の酉の日に、各地の鷲(おおとり)神社で行なわれる「酉の市」をいう尊敬語。一の酉、二の酉、三の酉といい、三の酉まである年は火事が多いという俗説がある。今日では鷲神社に限らず行なわれる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「つい今、お酉(トリ)さまに連れられて行ったから、今晩は遅くなりませうって」(出典:別れた妻に送る手紙(1910)〈近松秋江〉)

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