御酉様(読み)オトリサマ

精選版 日本国語大辞典 「御酉様」の意味・読み・例文・類語

おとり‐さま【御酉様】

  1. 〘 名詞 〙 毎年一一月の酉の日に、各地の鷲(おおとり)神社で行なわれる「酉の市」をいう尊敬語。一の酉、二の酉、三の酉といい、三の酉まである年は火事が多いという俗説がある。今日では鷲神社に限らず行なわれる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「つい今、お酉(トリ)さまに連れられて行ったから、今晩は遅くなりませうって」(出典:別れた妻に送る手紙(1910)〈近松秋江〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む