御霊振り(読み)ミタマフリ

デジタル大辞泉 「御霊振り」の意味・読み・例文・類語

みたま‐ふり【御霊振り】

鎮魂たましずめの祭

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御霊振り」の意味・読み・例文・類語

みたま‐ふり【御霊振】

  1. 〘 名詞 〙 活力を失った天皇などの魂を振り動かしたりして再生し、長寿を祈ること。また、魂を鎮めること。魂が人体を離れるのが死であるから、魂が遊離しないように人の身体の中に鎮め、長寿を祈ること。また、その儀式鎮魂祭。→たまふり
    1. [初出の実例]「是の日に天皇の為に招魂(ミタマフリ)しき」(出典日本書紀(720)天武一四年一一月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android