精選版 日本国語大辞典 「鎮魂の祭」の意味・読み・例文・類語
ちんこん【鎮魂】 の 祭(まつり)
たましずめ【鎮魂】 の 祭(まつり)
① 鎮魂のための儀式。たまふり。
② 天皇・皇后などの御魂(みたま)を鎮め、または活力を与えるため、御霊振(みたまふり)を行なって、御代長久を祈るための祭。陰暦一一月の中の寅の日、すなわち新嘗祭の前日に宮中で行なわれた。ちんこんさい。みたましずめ。《季・冬》 〔貴嶺問答(1185‐90頃)二月一日〕
※俳諧・毛吹草(1638)二「誹諧四季之詞〈略〉霜月〈略〉鎮魂(タマシヅメ)祭 中寅」
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