循環資源(読み)ジュンカンシゲン(その他表記)recyclic resources

デジタル大辞泉 「循環資源」の意味・読み・例文・類語

じゅんかん‐しげん〔ジユンクワン‐〕【循環資源】

循環型社会形成推進基本法で、廃棄物等のうち有用なものをいう。
循環的に使用される資源古紙・金属くず・プラスチックくずなど。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「循環資源」の意味・わかりやすい解説

循環資源
じゅんかんしげん
recyclic resources

廃棄される使用済みの資材の中で,資源として再利用できる物質をいう。たとえば,金属くず,古新聞,古雑誌,ガラスなどがある。これらはそれぞれ再生金属,再生紙,再生ガラスなどになる。一般に再生するには回収および前処理 (仕分けしたり,不要なものの除去その他) などに費用と時間がかかるので,この点が問題となっている。しかし,限りある資源を再利用することは,将来にわたって重要なことであり,技術開発はもとより,社会的な共通認識も必要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android