微苦笑(読み)ビクショウ

デジタル大辞泉 「微苦笑」の意味・読み・例文・類語

び‐くしょう〔‐クセウ〕【微苦笑】

微笑とも苦笑ともつかない笑い久米正雄造語
一種皮肉な気持もあって、例の―を湛えながら」〈久米正雄・微苦笑芸術〉
[類語]苦笑苦笑い笑い

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精選版 日本国語大辞典 「微苦笑」の意味・読み・例文・類語

び‐くしょう‥クセウ【微苦笑】

  1. 〘 名詞 〙 微笑と苦笑との交じった複雑な笑い。久米正雄の造語。
    1. [初出の実例]「微苦笑と云ふのは、私の成語で、微かな苦笑と云ふ意味ではない。微笑にして同時に苦笑であるの謂である」(出典:微苦笑芸術(1924)〈久米正雄〉小序)

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