微陽(読み)びよう

精選版 日本国語大辞典 「微陽」の意味・読み・例文・類語

び‐よう‥ヤウ【微陽】

  1. 〘 名詞 〙 かすかに輝く太陽夕日
    1. [初出の実例]「秋可哀兮哀短景之微陽」(出典経国集(827)一・重陽節神泉苑賦秋可哀応利〈和気真綱〉)
    2. [その他の文献]〔潘岳‐秋興賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微陽」の読み・字形・画数・意味

【微陽】びよう(やう)

夕日。晋・潘岳秋興の賦〕何ぞ陽の短(たんき)なる、涼夜の方(まさ)に永きを覺ゆ。(どうろう)として、以て光を含み、露は淒として、以て凝冷す

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