徳山大神宮(読み)とくやまだいじんぐう

日本歴史地名大系 「徳山大神宮」の解説

徳山大神宮
とくやまだいじんぐう

[現在地名]松前郡松前町字神明

近世の松前城下神明しんめい町の北西方に鎮座する。当時は皇太神宮(宝暦一一年「御巡見使応答申合書」)、天照大神宮(福山秘府)、神明宮(文化六年「村鑑下組帳」松前町蔵)などと号した。蠣崎氏の居館であったおお館の麓にあたる。祭神は天照大神・豊受大神・誉田別命・天児屋根命。旧郷社。創立不詳。当初はのちの唐津内からつない町域にあたる浜辺にあって伊勢堂と称した。天正年中(一五七三―九二)に領主蠣崎季広の崇敬するところとなり、のちのくら町の地に移転。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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