精選版 日本国語大辞典 「心恋」の意味・読み・例文・類語
うら‐ごいし ‥ごひし【心恋】
うら‐ごい ‥ごひ【心恋】
〘名〙 (「うら」は「こころ」の意) 心の内で恋しく思うこと。したごい。
※万葉(8C後)一七・三九七三「少女(をとめ)らは 思ひ乱れて 君待つと 宇良呉悲(ウラゴヒ)すなり」
うら‐こ・う ‥こふ【心恋】
〘自ハ上二〙 (「うら」は「こころ」の意) 心の内に自然と恋しく思う。
※万葉(8C後)一〇・二〇一五「わが背子に裏恋(うらこひ)居れば天の川夜船漕ぐなる揖(かぢ)の音聞ゆ」
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