心筋梗塞後症候群(読み)しんきんこうそくごしょうこうぐん(その他表記)postmyocardial infarction syndrome

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「心筋梗塞後症候群」の意味・わかりやすい解説

心筋梗塞後症候群
しんきんこうそくごしょうこうぐん
postmyocardial infarction syndrome

心筋梗塞の発作後2~14週に,遷延性発熱胸痛とともに心膜炎胸膜炎肺炎のすべて,またはその1つないし2つの併発をみる場合をいう。 1956年に W.ドレスラーが名づけた。本症は感染症徴候がまったくなく,血沈促進,白血球増加,再発を繰返すなどが特徴で,壊死した心筋組織に対する自己抗体が生じるために起るとされている。治療には副腎皮質ステロイドが有効である。

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