心組(読み)ココログミ

デジタル大辞泉 「心組」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ぐみ【心組(み)】

かねてからの心の用意。心積もり。心構え
君達がお礼をする―があるなら一人前五六百円」〈魯庵社会百面相
[類語]意図積もり思惑心積もり考え

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精選版 日本国語大辞典 「心組」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ぐみ【心組】

  1. 〘 名詞 〙 心づもりをすること。心がまえ。胸算用
    1. [初出の実例]「元よりして斯有んとの心組ゆゑ」(出典:人情本・春情花の朧夜(1860頃か)二)
    2. 「翌々日の仕事の予定を心組みしていたのだ」(出典:円形劇場から(1970)〈辻邦生〉)

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