忍び返し(読み)シノビガエシ

とっさの日本語便利帳 「忍び返し」の解説

忍び返し

文字通り、忍んで来る者を追い返すものの意で、塀の上などに先を尖らせた竹や木、または釘などを打ち付けておき、盗人が乗り越えられないように工夫したもの。現代では、コンクリート塀の上縁にガラス片を並べた、少々無粋なものも目にする。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android