志久見館跡(読み)しくみたてあと

日本歴史地名大系 「志久見館跡」の解説

志久見館跡
しくみたてあと

[現在地名]栄村大字堺 志久見

志久見川西岸段丘にある市河氏の館跡。段丘は上・下二段あり段差各四〇メートル。上段西方は、南の堀切ほりきり台地から長く突出した尾根が更に四〇メートルくらい高く、志久見川の千曲川へ合流点で切れる。先端の大峰おおみねは標高四五八メートル。

下段地割の行われている志久見集落中央より登ると途中に慶覚廃寺跡があり、これより字立道たつみちを経て上段の館跡に至る。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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