志賀泰山(読み)シガ タイザン

20世紀日本人名事典 「志賀泰山」の解説

志賀 泰山
シガ タイザン

明治・大正期の林学者,農林技師



生年
嘉永7年8月21日(1854年)

没年
昭和9(1934)年2月5日

出生地
伊予国宇和郡近永村(愛媛県広見町)

学歴〔年〕
大学南校卒

学位〔年〕
林学博士〔明治32年〕

経歴
宇和島藩侍医・志賀天民の二男に生まれる。鉱山学を学び、明治10年大阪師範学校教師、16年東京山林学校助教授を経て、18年森林学研究のためドイツに留学。21年帰国し農商務省山林局に勤務、営林技師となる。22年初代東京大林区署長、23年東京帝国大学農科大学教授を兼任するなど、官林経営の基礎づくり、林学教育に貢献した。36年退官し木材防腐の研究と事業化に専念、40年東洋木材防腐の設立・工場建設に技師長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「志賀泰山」の解説

志賀泰山 しが-たいざん

1854-1934 明治-昭和時代前期の林学者。
嘉永(かえい)7年8月21日生まれ。志賀天民の次男。大学南校で鉱山学をまなび,明治18年森林学研究のためドイツに留学。帰国後,初代の東京大林区署長,帝国大学教授,農商務省山林局営林技師などをつとめ,官林経営の基礎づくりに貢献。退官後は,木材防腐の研究に専念した。昭和9年2月5日死去。81歳。伊予(いよ)(愛媛県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「志賀泰山」の解説

志賀 泰山 (しが たいざん)

生年月日:1854年8月21日
明治時代;大正時代の林学者;農林技師。東京帝国大学教授
1934年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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