応訴(読み)オウソ

精選版 日本国語大辞典 「応訴」の意味・読み・例文・類語

おう‐そ【応訴】

  1. 〘 名詞 〙 民事訴訟で、原告が訴えを起こした時、被告がそれを受けて訴訟行為をすること。管轄違いの裁判所管轄権を生ずる場合がある。⇔提訴
    1. [初出の実例]「担保の申立を為したる原告が担保を供する迄応訴を拒むことを得」(出典:民事訴訟法(明治二三年)(1890)一〇九条)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android