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反訴 はんそ Widerklage

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

反訴
はんそ
Widerklage

訴訟の係属中に被告が原告に対して,当該訴訟手続で審判すること,すなわち,本訴との併合審理を求めて提起する訴え (民事訴訟法) 。たとえば,売買代金請求訴訟において,被告が売買契約が有効とされる場合に備えて,売買の目的物の引き渡し請求訴訟を提起する場合がこれにあたる。

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デジタル大辞泉の解説

はん‐そ【反訴】

[名](スル)民事訴訟の係属中に、被告から原告に対して提起する訴え。本訴に併合して審理することを求めるもの。

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百科事典マイペディアの解説

反訴【はんそ】

民事訴訟において訴訟中に被告から原告を相手にして本訴(現在係属中の訴え)との併合審理を求めて提起する訴え(民事訴訟法146,300条)。本訴の請求と関連のある当事者間の争いを一挙に解決するためのもの。
→関連項目本訴

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世界大百科事典 第2版の解説

はんそ【反訴】

原告が訴えた事件(本訴)が審理されているとき,被告がその事件といっしょに審理されるよう求めて提起する訴えをいう。たとえば,原告が貸した金を返せと訴えを起こしたのに対し,被告が別の債権で相殺すると主張し(抗弁),さらに残金があるからそれも支払えと訴える場合がこれにあたる。このような場合に,新たに別の訴えを起こさなければならないとすると,不経済でもあるし,矛盾した裁判が出たりするおそれもある。また,原告には請求の併合や訴えの変更が認められていることとのつりあいからいっても,被告に本訴手続を利用して併合審理される機会を与えるのが公平である。

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大辞林 第三版の解説

はんそ【反訴】

( 名 ) スル
民事訴訟の係属中に被告が本訴に併合して原告を相手として提起する訴え。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

反訴
はんそ

民事訴訟法上の用語で、訴訟の係属中に被告から原告に対し、本訴請求またはこれに対する防御方法と関連する請求をするために、同一訴訟手続において提起する訴えをいう(146条1項)。要するに被告が、その防御方法の一つとして、原告に対し本訴手続において提起する新たな訴訟中の訴えである。たとえば、自動車どうしの衝突事故により損害賠償を請求された被告が、その事故は原告の過失に基づくと主張して、逆に損害賠償を請求するような場合である。反訴は、本訴の口頭弁論の終結に至るまでいつでも提起することができる。また控訴審においても、相手方の同意があるときは提起できる(300条)。反訴手続には、本訴の規定が適用される(146条3項)。[内田武吉・加藤哲夫]

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