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念阿弥慈恩 ねんあみ じおん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

念阿弥慈恩 ねんあみ-じおん

?-? 南北朝時代の剣術家。
陸奥(むつ)相馬(福島県)の人。念流の開祖。父の仇(あだ)を討つために剣法をならい,応安元=正平(しょうへい)23年(1368)筑紫(つくし)の安楽寺で剣の奥義をさとる。のち父の仇を討ち,信濃(しなの)(長野県)波合に長福寺をひらき念大和尚と称した。俗名は相馬義元。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

念阿弥慈恩

生年:生没年不詳
室町時代の剣術家。念流の開祖。陸奥国相馬(福島県)の相馬忠重の子で,義元と称した。父が殺害されたため,乳母と武蔵国今宿(横浜市)に隠れ,7歳で相模国藤沢の遊行上人の弟子になり,念阿弥を名乗った。父の仇を討つために剣法を習い,16歳のとき,鎌倉で禅僧奥山慈恩から秘伝を受け,応安1/正平23(1368)年5月に筑紫の安楽寺で剣の奥義を得たという。のち父の仇を討ち,禅門に入って慈恩と改め,諸国で教え,晩年に信濃波合に長福寺を建立した。『念流正法兵法未来記』によると,念流は剣,居合,体術を備えた合戦を想定した総合武術であった。門流から中条長秀が出ている。

(藤堂良明)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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