思い当る(読み)オモイアタル

デジタル大辞泉 「思い当る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐あた・る〔おもひ‐〕【思い当(た)る】

[動ラ五(四)]なるほどそうかと気がつく。納得がいく。「そう言われれば―・るふしがある」

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精選版 日本国語大辞典 「思い当る」の意味・読み・例文・類語

おもい‐あた・るおもひ‥【思当】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 問題物事が、自分の経験知識の範囲内のどれであるかに気がつく。なるほどそうかと気がつく。
    1. [初出の実例]「今は勢ふほどに、もとわるくあったに、思あたらうとて」(出典:史記抄(1477)六)
    2. 「其後丹之介をめして、思ひ当(アタ)りたる事も有かと、御尋ねあそばしけるに」(出典浮世草子男色大鑑(1687)一)
  3. 大事なことを思いつく。
    1. [初出の実例]「右条々、連々思当るにしたかひて、分国のため、ひそかにしるしをく所也」(出典:今川仮名目録(1526))

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