急々如律令(読み)きゅうきゅうにょりつりょう

精選版 日本国語大辞典 「急々如律令」の意味・読み・例文・類語

きゅうきゅう‐にょりつりょうキフキフニョリツリャウ【急急如律令・如律令】

  1. 〘 名詞 〙 中国の漢代の公文書に、本文を書いた後に、「この主旨を心得て、急々に、律令のごとくに行なえ」という意で書き添えた語。後に転じて、道家や陰陽家まじないのことばとなり、また、悪魔はすみやかに立ち去れの意で祈祷僧がまじないのことばの末に用いた。その後、武芸伝授書の文末にも書かれて、「教えに違(たが)うなかれ」の意を表わした。
    1. [初出の実例]「江帥次第云、飲御若水之時有呪、万歳不変水、々如律令」(出典年中行事秘抄(12C末)正月)
    2. 「急々如律令とて律令は急なるもののいき本なり」(出典:史記抄(1477)一六)
    3. 「改札口は通らず柵からぬけだした。急々如律令だ。心臓がどきどきする」(出典:青い月曜日(1965‐67)〈開高健〉一)
    4. [その他の文献]〔白居易‐祭龍文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む