急切（読み）きゅうせつ

精選版 日本国語大辞典

きゅう‐せつ キフ‥【急切】

〘名〙 (形動) 事態、状況などがさしせまること。また、そのさま。切迫。

※足利本人天眼目抄（1471‐73）中「烈燄迅雷の急切なる処より」

※真善美日本人（1891）〈三宅雪嶺〉土地生産力の保護〈大内健〉「必竟地力豊沃、肥料を要すること急切ならざるに坐すべし」 〔後漢書‐崔寔伝〕

せき‐き・る【急切】

〘自ラ四〙 心がせいて、あせる。いきせききる。せきこむ。

※浮世草子・新色五巻書（1698）五「住寺せき切て、五両三両の事をいわずと、十五両一歩進ぜと」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

きゅう‐せつ〔キフ‐〕【急切】

［名・形動］切迫していること。また、そのさま。
「事の―已やむ可べからざるに非ずして」〈西周訳・万国公法〉

出典　小学館

普及版 字通

【急切】きゆうせつ

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出典　平凡社「普及版 字通」