性に眼覚める頃(読み)セイニメザメルコロ

デジタル大辞泉 「性に眼覚める頃」の意味・読み・例文・類語

せいにめざめるころ【性に眼覚める頃】

室生犀星の自伝的短編小説。大正8年(1919)10月、「中央公論」誌に発表。「幼年時代」「或る少女の死まで」とあわせ3部作をなす。

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関連語 少女

精選版 日本国語大辞典 「性に眼覚める頃」の意味・読み・例文・類語

せいにめざめるころ【性に眼覚める頃】

  1. 小説。室生犀星作。大正八年(一九一九)発表。一七歳の「私」が、賽銭泥棒の美しい年上の娘への恋、詩の仲間夭折といった事件を通し文学や愛にめざめていく姿を描く。作者の自伝的小説。

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