共同通信ニュース用語解説 「性的少数者と五輪」の解説
性的少数者と五輪
東京五輪・パラリンピックは、人種や性別、性的指向などあらゆる面での違いを肯定する共生社会の実現を目指し「多様性と調和」を理念の一つに掲げる。五輪憲章もこうした属性に基づくあらゆる差別を禁じている。大会組織委員会は、性的少数者に関する情報を発信する民間主体のプロジェクト「プライドハウス東京」を公認。日本オリンピック委員会(JOC)では、出生時の性と性自認が異なるトランスジェンダーが理事に選ばれるなど大会を契機とした前進もある。米誌タイムなどによると、120人以上の性的少数者の選手が五輪に参加するが、日本人選手は含まれない。
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