怨色(読み)エンショク

デジタル大辞泉 「怨色」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょく〔ヱン‐〕【怨色】

うらみに思っている顔つき。また、そのような気配

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精選版 日本国語大辞典 「怨色」の意味・読み・例文・類語

えん‐しょくヱン‥【怨色】

  1. 〘 名詞 〙 うらめしそうな顔つき。うらむ様子
    1. [初出の実例]「漢山二月の花は俄に秋景を帯びて怨色を顕し」(出典:三国伝記(1407)七)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐襄公二一年〕

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普及版 字通 「怨色」の読み・字形・画数・意味

【怨色】えん(ゑん)しよく

うらむようす。〔左伝、襄二十一年〕伊尹(いゐん)大甲を放ち、(復位ののち)之れを相(たす)く。(大甲)卒(つひ)に怨色無し。

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