怯夫(読み)キョウフ

デジタル大辞泉 「怯夫」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ〔ケフ‐〕【×怯夫】

臆病者懦夫だふ
「―をして気勢を激発せしむる事なり」〈中村訳・西国立志編

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「怯夫」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ふ ケフ‥【怯夫】

〘名〙 臆病な男。臆病者。懦夫(だふ)
※西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一二「勇将勁卒の表様、大に怯夫(〈注〉オクビョウモノ)をして気勢を激発せしむることなり」 〔戦国策‐韓策・襄王〕

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普及版 字通 「怯夫」の読み・字形・画数・意味

【怯夫】きよう(けふ)ふ

臆病者。〔史記、張儀伝〕夫(そ)れ秦の卒の山東の卒に與(お)けるは、ほ孟(もうほん)(古の勇者)の怯夫に與けるがごとし。

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