恋慕流(読み)れんぼながし

精選版 日本国語大辞典 「恋慕流」の意味・読み・例文・類語

れんぼ‐ながし【恋慕流】

  1. 〘 名詞 〙 虚無僧が托鉢するとき、尺八恋慕[ 二 ]の曲を吹きながら流し歩くこと。また、その虚無僧。また、その曲から出たという小唄の節。
    1. [初出の実例]「恋慕流しや、れんぼれれつゑ」(出典:浄瑠璃・賢女の手習并新暦(1685)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android