デジタル大辞泉 「恍惚の人」の意味・読み・例文・類語 こうこつのひと〔クワウコツのひと〕【恍惚の人】 有吉佐和子の長編小説。昭和47年(1972)発表。認知症と老人介護の問題をテーマとする。昭和48年(1973)、森繁久弥主演により映画化。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
デジタル大辞泉プラス 「恍惚の人」の解説 恍惚の人 1973年公開の日本映画。監督:豊田四郎、脚本:松山善三、撮影:岡崎宏三。出演:森繁久彌、小野松江、田村高廣、高峰秀子、市川泉、乙羽信子、浦辺粂子ほか。認知症をテーマにした有吉佐和子によるベストセラー小説を映画化したもの。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の恍惚の人の言及 【豊田四郎】より … 女を多く描き,フェミニストともいわれたが,そのフェミニズムは,女の美しさよりも無知や貪欲さを凝視する目のきびしさと執念に特色があるといわれる。有吉佐和子のベストセラー小説を人間喜劇的に映画化した《恍惚の人》(1973)ののち,同じ作者の《複合汚染》の映画化も企画したが流れ,また長い間執念を燃やしつづけた西鶴の本格的映画化も見果てぬ夢に終わった。【柏倉 昌美】。… ※「恍惚の人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by