デジタル大辞泉 「恩眷」の意味・読み・例文・類語 おん‐けん【恩×眷】 めぐみや情けをかけること。目をかけていつくしむこと。「仇敵となせしものの家に往き、―を求る事はなしがたく」〈中村訳・西国立志編〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「恩眷」の意味・読み・例文・類語 おん‐けん【恩眷】 〘 名詞 〙 ねんごろにいつくしむこと。めぐみや情けをかけること。[初出の実例]「恩眷毎廻非二白眼一。莫レ抛二四韻一換二青芻一」(出典:田氏家集(892頃)上・春日到田大夫荘)「やうやう人となりて、初めてをんけんをうけ給しかば、いかでか、これを重く思ひ奉らざるべき」(出典:とはずがたり(14C前)四)[その他の文献]〔北史‐李彪伝〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例