悚然(読み)ショウゼン

デジタル大辞泉 「悚然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜん【×悚然/×竦然】

[ト・タル][文][形動タリ]ひどく恐れるさま。ぞっとしてすくむさま。「―として立ちすくむ」
「此の暁の眺矚ながめうたれて、覚えず―たる者ありき」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「悚然」の意味・読み・例文・類語

しょう‐ぜん【悚然・竦然】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 恐れてびくびくするさま。こわがるさま。
    1. [初出の実例]「勘平おぼへず毛髪たちて竦然(ショウゼン)たり」(出典読本忠臣水滸伝(1799‐1801)前)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐黄憲伝〕

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普及版 字通 「悚然」の読み・字形・画数・意味

【悚然】しようぜん

おそれる。粛然となる。〔北斉書、李絵伝〕辭辯正、風儀、聽く悚然たり。

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