デジタル大辞泉 「悪い物価上昇」の意味・読み・例文・類語 わるい‐ぶっかじょうしょう〔‐ブツカジヤウシヨウ〕【悪い物価上昇】 需要の拡大や実質賃金の増加を伴わない物価の上昇をいう。需要が停滞している中で、原材料の輸入価格の高騰分が最終消費財の価格に転嫁された場合、個人消費は抑制され、企業の収益は改善されず、労働者の賃金も増えず、需要は縮小する。こうした物価の上昇は一時的で、景気の回復にはつながらない。⇔良い物価上昇。→コストプッシュ →スタグフレーション 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例