悪人往生譚(読み)あくにんおうじょうたん

百科事典マイペディア 「悪人往生譚」の意味・わかりやすい解説

悪人往生譚【あくにんおうじょうたん】

殺生食肉などの禁を犯した者でも往生できるとする説話。日本での受容は,10世紀末の慶滋保胤(よししげのやすたね)選《日本往生極楽記》の序に唐の《往生西方浄土瑞応刪伝》を引いて〈牛を屠り鶏を販(ひさ)ぐ者あり。善知識に逢ひて十念に往生せり〉とあるのが早く,日本の話としては11世紀半ばの《本朝法華験記》が10話程度を載せる。後には武士の往生譚が増え,こうした土壌を通して親鸞教義としての〈悪人正機説〉が浮上してくる。→往生伝
→関連項目竜女成仏

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