デジタル大辞泉 「悪漢小説」の意味・読み・例文・類語 あっかん‐しょうせつ〔アクカンセウセツ〕【悪漢小説】 《picaresque novel/〈スペイン〉novela picaresca》16世紀、スペインにおこった小説の一形式。下層階級出身で悪知恵に富む主人公の体験や生活を、諧謔かいぎゃくと風刺をもって描く。作者不明の「ラサリーリョ=デ=トルメスの生涯」に始まり、ル=サージュの「ジル=ブラス物語」などがある。ピカレスクロマン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「悪漢小説」の意味・読み・例文・類語 あっかん‐しょうせつアクカンセウセツ【悪漢小説】 〘 名詞 〙 一六世紀スペインで流行した、悪漢(ピカロ)を主人公とする写実様式の小説。ヨーロッパ各国に広まった。ピカレスク。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「悪漢小説」の意味・わかりやすい解説 悪漢小説あっかんしょうせつ →ピカレスク小説 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「悪漢小説」の意味・わかりやすい解説 悪漢小説あっかんしょうせつ 「悪者小説」のページをご覧ください。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by