悪質(読み)アクシツ

デジタル大辞泉 「悪質」の意味・読み・例文・類語

あく‐しつ【悪質】

[名・形動]
品物などが粗悪なこと。また、そのさま。「悪質貨幣」⇔良質
たちが悪いこと。また、そのさま。「悪質ないたずら」
[類語]粗悪不良

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「悪質」の意味・読み・例文・類語

あく‐しつ【悪質】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 悪い性質人間物事の性質が悪いこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「凋落となるとさっさと別れて行く悪質な女性」(出典:故旧忘れ得べき(1935‐36)〈高見順〉三)
  3. 質の悪いこと。品物などの質が良くないこと。また、そのさま。粗悪。⇔良質
    1. [初出の実例]「東海山陽の汽車は、信越線の悪質な交通機関とは異なって」(出典:人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む