粗悪(読み)ソアク

デジタル大辞泉 「粗悪」の意味・読み・例文・類語

そ‐あく【粗悪】

[名・形動]粗末で質が悪いこと。また、そのさま。「粗悪な品」
[派生]そあくさ[名]
[類語]悪質不良粗末劣等粗末お粗末低劣不出来貧弱出来損ないちゃち役立たず粗雑粗略粗野ぞんざいいけぞんざい杜撰ずさん雑駁ざっぱく粗笨そほん極悪最低最悪ワースト劣悪不可駄目おしまい絶望的不合格失格なってないどうしようもない処置無しはしにも棒にも掛からない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「粗悪」の意味・読み・例文・類語

そ‐あく【粗悪・麁悪】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 粗末で質が悪いこと。また、状態がよくないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「其羽族、則有諂誑、讒諛誹謗、麁悪」(出典:三教指帰(797頃)下)
    2. 「粗悪苦窳の品を衒売して」(出典:開物新書(1869)蚕種商法〈吉田二郎〉)
    3. 「その気候寒沍粗悪にして而も変じ易く」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一)
    4. [その他の文献]〔周礼疏‐夏官〕

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普及版 字通 「粗悪」の読み・字形・画数・意味

【粗悪】そあく

わるい。

字通「粗」の項目を見る

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