情報のゲートキーパー(読み)じょうほうのゲートキーパー(その他表記)gate keeper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「情報のゲートキーパー」の意味・わかりやすい解説

情報のゲートキーパー
じょうほうのゲートキーパー
gate keeper

ゲートキーパーとは,研究組織において外部と頻繁に接触して外部情報を内部コミュニケーションネットワークに伝えるという,外部と内部の連結機能を果たす少数の研究者のことである。この概念は,マスコミュニケーションがまず小数の社会的成員 (オピニオン・リーダー) の態度行動に変化を引き起こし,次いでこの成員の口頭コミュニケーションにより社会的成員の残りの成員にメッセージが伝達されるという「2段階フローモデル」の組織への適応である。社会におけるオピニオンリーダーに相当する成員として,研究組織にもゲートキーパーが存在するのであり,それを情報のゲートキーパーと呼んだのである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む