精選版 日本国語大辞典の解説
〘名〙
① 恋の気持をよんだ歌。こいうた。
※風俗画報‐二一〇号(1900)地理門「発句情歌等を開巻して終日楽しむもあり」 〔王琚‐姜女篇〕
② 「よしこの節」および、それから転化したといわれる「どどいつ(都々逸)」の異称。
※耳を掻きつつ(1934)〈長谷川伸〉大衆の詩「都々逸が情歌とよばれる程、花柳情痴を題材にとってゐるのは」
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