恋歌(読み)コイカ

デジタル大辞泉 「恋歌」の意味・読み・例文・類語

こい‐か〔こひ‐〕【恋歌】

こいうた」に同じ。

れん‐か【恋歌】

恋の心を詠んだ歌。こいうた。

こい‐うた〔こひ‐〕【恋歌】

恋心を歌った詩歌。こいか。

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精選版 日本国語大辞典 「恋歌」の意味・読み・例文・類語

こい‐うたこひ‥【恋歌】

  1. 〘 名詞 〙 恋い慕う心を詠んだ和歌や詩など。恋愛気持をうたった歌。相聞歌(そうもんか)。こいか。
    1. [初出の実例]「ふりあげつつこひうたにうたひけり」(出典:大和物語(947‐957頃)二条家本附載)

こい‐かこひ‥【恋歌】

  1. 〘 名詞 〙こいうた(恋歌)
    1. [初出の実例]「はや世間の人が我名をいひたてるとよんだ恋歌(コヒカ)で」(出典鳩翁道話(1834)三)

れん‐か【恋歌】

  1. 〘 名詞 〙 恋い慕う心をよんだ歌。こいうた。

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