惑星直列(読み)わくせいちょくれつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「惑星直列」の意味・わかりやすい解説

惑星直列
わくせいちょくれつ

太陽系の惑星が一列に並ぶ現象。各惑星はほぼ黄道面 (地球の公転軌道面) 上を公転しているので,地球からみれば,全惑星が黄道上の太陽の位置および 180°反対の位置のいずれか一方に,または両方の位置に分かれて集まることである。実際には,各惑星の公転周期はさまざまであるため,全惑星が正確に一列に並ぶ瞬間はめったに起こらない。したがって,惑星直列といっても,全惑星が黄道上のある範囲に広がりをもって集まることと考えられる。 1982年の中頃には,全惑星がてんびん座の方向を中心に集まり,角度のばらつきは 90°以上にもなった。惑星直列が起こっても,全惑星の合計質量は太陽の 1000分の1程度で,太陽や惑星に異変が起こることはない。

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