デジタル大辞泉
「惟」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おも‐・みる【惟】
〘他マ上一〙 (「おもんみる(惟)」の
撥音「ん」の無表記) =
おもいみる(思見)〔書陵部本名義抄(1081頃)〕
※大唐西域記長寛元年点(1163)三「我惟(オモミレ)ば福遇ありて聖族を生育せり」
おもん‐・みる【惟】
〘他マ上一〙 (「おもいみる」の変化した語) よく考えてみる。思い巡らす。
※大慈恩寺三蔵法師伝永久四年点(1116)二「其の
明懿を以
(オモムミレ)ば世親の毘季の風を継ぐに足れり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報