意冨志麻神社(読み)おうしまじんじや

日本歴史地名大系 「意冨志麻神社」の解説

意冨志麻神社
おうしまじんじや

[現在地名]志賀町大島

大島おしまの海岸中央部に突出する諸願堂しよがんどうの基部に鎮座タブノキケヤキエノキなどの原生林の社叢は古くから沿岸漁師の山ダメ(方位・位置判定)の目標にされた。祭神は奥津島比売命・辺津島比売命・市寸島比売命。旧村社。弘治二年(一五五六)九月の社頭表葺棟札が残り、永禄五年(一五六二)九月一一日の追銘に「大島宮之ウワフキ」とある。同八年の追銘によると、八月二七日に大島おおしま宮の作事に着工、大島村・福野ふくの村・福井ふくい村三ヵ村の惣鎮守として三ヵ村はもとより周辺の村々からも奉加を得ている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む