精選版 日本国語大辞典 「愚闇」の意味・読み・例文・類語 ぐ‐あん【愚闇・愚暗】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おろかで、ものの道理にくらいこと。また、そのさま。暗愚。[初出の実例]「件狩猟制府已明、面今愚暗雑人等、不憚制止、動致狩猟計云々」(出典:台明寺文書‐長久四年(1043)八月一一日・大隅国符案)「無才愚闇の身をもって」(出典:平家物語(13C前)二)「秀吉の党、秀信の幼と信雄の愚闇なるを利し」(出典:読史余論(1712)三)[その他の文献]〔荀子‐成相〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「愚闇」の読み・字形・画数・意味 【愚闇】ぐあん おろか。暗愚。〔子、成相〕ふ相(しゃう)(杵をうつかけあいの歌)をさん 世の殃(わざは)ひは 愚闇愚闇、賢良を墮(やぶ)る 人に賢無きは 瞽の相(たす)け無きが如し 何ぞ(ちやうちやう)(行き迷うさま)たる字通「愚」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報