愛野向山遺跡(読み)あいのむかいやまいせき

日本歴史地名大系 「愛野向山遺跡」の解説

愛野向山遺跡
あいのむかいやまいせき

[現在地名]袋井市愛野 向山

小笠山おがさやま丘陵の北西山麓に立地する弥生時代から古墳時代の複合遺跡。昭和六〇年(一九八五)から翌年にかけて工場用地造成に伴い発掘調査が行われた。遺跡は三つの尾根に分れ、A地区には方形周溝墓二基、B地区に竪穴住居跡一五〇軒・掘立柱建物跡二〇棟・方形周溝墓一一基・円形周溝墓一基・土器棺墓二基・土坑、C地区に竪穴住居跡五軒・掘立柱建物跡一棟・方形周溝墓二基・土器棺墓・木棺墓・土坑が検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む