デジタル大辞泉
「感傷主義」の意味・読み・例文・類語
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かんしょう‐しゅぎカンシャウ‥【感傷主義】
- 〘 名詞 〙 感情を理性や意志などより重んじ、その感傷性を強調する文芸上の傾向。主情主義。センチメンタリズム。
- [初出の実例]「我々自身を伝奇の中の恋人のやうに空想するボヴァリイ夫人以来の感傷主義」(出典:侏儒の言葉(1923‐27)〈芥川龍之介〉恋は死よりも強し)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の感傷主義の言及
【センチメンタリズム】より
…感情面への配慮を過度に重んじ,知性や意志よりも個人の内的心情に支配される傾向の総称。[主知主義]および[主意主義]の対照語として感傷主義,主情主義,感情主義と訳される。知性の普遍性や意志の無限性でなく感情の相対性を根拠とするために,この立場をとる人生観には受動的になりやすい面もあり,ここからセンチメンタリズムとは個人的感傷におぼれがちな生活態度の蔑称にもなっている。…
※「感傷主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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