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感覚温度(読み)かんかくおんど(その他表記)effective temperature

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「感覚温度」の意味・わかりやすい解説

感覚温度
かんかくおんど
effective temperature

人の温度感覚に関係する諸要素を総合して1つの数値で表わした温熱指数。人の暑さ寒さの感じ (温度感覚) は,気温相対湿度気流輻射熱などに影響される。感覚温度はアメリカの C. P.ヤグロウらの創案に成るもので,多数の被験者体感に基づいて,気温t°F,湿度 100%,無風の場合を基礎とし,これと等しい温度感覚を与える状態を実効温度 (または有効温度) ETと定めたもので,上衣を脱いで安静にしている場合と,上衣を着けて軽労働をしている場合の2つの感覚温度図表が与えられている。乾球温度湿球温度および気流速度を実測すれば,図表からその状態における実効温度が求められる。アメリカ人についてつくられた図表であるが,日本人についても軽労働の範囲なら適用できる。この実効温度には輻射熱が考慮されていないのが欠点

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