慈仁(読み)ジジン

デジタル大辞泉 「慈仁」の意味・読み・例文・類語

じ‐じん【慈仁】

なさけ深いこと。仁慈じんじ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慈仁」の意味・読み・例文・類語

じ‐じん【慈仁】

〘名〙 情け深いこと。仁慈。〔落葉集(1598)〕
信長記(1622)一下「まことに大将たる人は親疎遠近のへだてなく、慈仁(ジジン)をもって先とすべき事枢要なり」 〔史記‐李斯伝〕

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普及版 字通 「慈仁」の読み・字形・画数・意味

【慈仁】じじん

なさけ深い。〔漢書、文帝紀〕嗣を立つるに必ず子とするは、從(よ)りて來(きた)るし。~子、最も長じ、敦厚仁なり。ふ、てて以て太子と爲さんと。上(しやう)乃ち之れを許す。

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