慈姑頭(読み)クワイアタマ

精選版 日本国語大辞典 「慈姑頭」の意味・読み・例文・類語

くわい‐あたまくわゐ‥【慈姑頭】

  1. 〘 名詞 〙 結髪の形の一つ。総髪をすべて後頭部に束ねて、末を短く垂らしたもの。江戸時代、医者などに多く見られ、その姿が、クワイの芽の出たのに似ているところからいう。慈姑取手(とって)
    1. [初出の実例]「藪内つい竹、慈姑頭(クワヰアタマ)の医者にて、脈を見てゐる」(出典歌舞伎御国入曾我中村(1825)四立)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む