慈悲忍辱(読み)ジヒニンニク

精選版 日本国語大辞典 「慈悲忍辱」の意味・読み・例文・類語

じひ‐にんにく【慈悲忍辱】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。法華経を広めるために守るべき三種法則うち二つ慈悲心をいだくことと、どんな苦難にもたえること。転じて、慈悲の心をもって苦難にたえること。慈忍
    1. [初出の実例]「如来の六度万行の糸すぢしてをり給へる慈悲忍辱の衣にはむかれなむ人は」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む