慈悲忍辱(読み)ジヒニンニク

デジタル大辞泉 「慈悲忍辱」の意味・読み・例文・類語

じひ‐にんにく【慈悲忍辱】

仏語慈悲の心をもって、どんな苦難にも耐えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「慈悲忍辱」の意味・読み・例文・類語

じひ‐にんにく【慈悲忍辱】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。法華経を広めるために守るべき三種法則うち二つ慈悲心をいだくことと、どんな苦難にもたえること。転じて、慈悲の心をもって苦難にたえること。慈忍
    1. [初出の実例]「如来の六度万行の糸すぢしてをり給へる慈悲忍辱の衣にはむかれなむ人は」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月八日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android