慈悲忍辱(読み)ジヒニンニク

デジタル大辞泉 「慈悲忍辱」の意味・読み・例文・類語

じひ‐にんにく【慈悲忍辱】

仏語慈悲の心をもって、どんな苦難にも耐えること。

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精選版 日本国語大辞典 「慈悲忍辱」の意味・読み・例文・類語

じひ‐にんにく【慈悲忍辱】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。法華経を広めるために守るべき三種法則うち二つ慈悲心をいだくことと、どんな苦難にもたえること。転じて、慈悲の心をもって苦難にたえること。慈忍
    1. [初出の実例]「如来の六度万行の糸すぢしてをり給へる慈悲忍辱の衣にはむかれなむ人は」(出典:法華修法一百座聞書抄(1110)三月八日)

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