慈愍(読み)じびん

精選版 日本国語大辞典 「慈愍」の意味・読み・例文・類語

じ‐びん【慈愍】

  1. 〘 名詞 〙 いつくしみあわれむこと。かわいがり、愛すること。じみん。
    1. [初出の実例]「以先聖、先師慈愍身」(出典実隆公記‐文明一六年(1484)正月二日)
    2. [その他の文献]〔何承天‐重答顔永加書〕

じ‐みん【慈愍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「みん」は「愍」の呉音 ) =じびん(慈愍)
    1. [初出の実例]「諸天菩薩、其の御子に何ぞ慈愍(ジミン)を垂れざらん」(出典:私聚百因縁集(1257)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「慈愍」の読み・字形・画数・意味

【慈愍】じびん

いつくしみあわれむ。

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