態度変容(読み)たいどへんよう(その他表記)attitude change

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「態度変容」の意味・わかりやすい解説

態度変容
たいどへんよう
attitude change

外的力に影響されて,すでに形成され固定化された態度を捨去って,新しい態度を形成すること。一般的には,次のような場合に態度の変容が起るとされる。 (1) ある対象に対する既存の態度があまり強くなく,その対象に対して熟知度を増した場合,(2) 影響がいきいきしており,かつ直接に経験される場合,(3) 態度を持続させていた以前の準拠枠が事件の変化によって廃棄された場合,(4) 自分の所属している集団や他の集団に対して動機づけられた関係が変化する場合,などである。態度変容と考える場合,コミュニケーション活動が態度変容に及ぼす影響を無視することはできない。それは,今日までのマス・コミュニケーションの効果研究の中心テーマであり,たとえば,態度変容に及ぼす影響力としては,マス・コミュニケーションよりパーソナル・コミュニケーションのほうが大きな役割を果しているといった数多くの知見が蓄積されてきている。

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