慶念坊(読み)きょうねんぼう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「慶念坊」の解説

慶念坊 きょうねんぼう

1820-1881 江戸後期-明治時代の僧。
文政3年生まれ。真宗大谷派。宮城県下8郡をめぐって堕胎の非を説き,生まれた子をもらいうけて50人余りを養育する。明治14年讒言(ざんげん)にあって投獄され,獄中で30日間絶食し,釈放後に死亡した。62歳。陸奥(むつ)和賀郡(岩手県)出身幼名長兵衛

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android