普及版 字通 「慷」の読み・字形・画数・意味


14画

(異体字)
7画

[字音] コウカウ
[字訓] なげく・いきどおる

[説文解字]

[字形] 形声
声符は康(こう)。〔説文十下に字をに作り、亢(こう)声。「するなり」(段注本)と訓し、次条に「するなり。壯士、志を得ざるなり」という。亢に抵抗の意があり、亢の声義を承ける字である。康は古くは康楽を意味する字であった。

[訓義]
1. なげく、いきどおる。
2. 心がたかぶる、激情的になる。

[古辞書の訓]
名義抄〕慷 ネタム 〔字鏡集〕慷 マコト・ハゲム・ソムク・ネタム・ソネム

[熟語]
慷慨・慷慷愾慷喟・慷爽・慷
[下接語]
慨慷・大慷

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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